天皇陛下65歳の誕生日祝賀レセプション開催　バンクーバー

天皇陛下の満65歳の誕生日を記念した祝賀レセプションが3月7日にマリオット・バンクーバー・ピナクル・ダウンタウンで開催されました。当日は、連邦議員、州議会議員、市長、市議、日本とカナダのビジネス・文化・教育関係者、日系カナダ人団体・在留邦人の代表など総勢300人が出席し、華やかな雰囲気の中、盛大に執り行われました。

会場前のロビーには、JETプログラム(外国青年招致事業)や「にぽにか」の刊行物、またBC州の33姉妹都市およびユーコン準州の1都市における紹介が展示。今年の5月から始まる大阪万博情報もあり、折り紙で作られたマスコットキャラクター「ミャクミャク」まで。こちらは総領事館職員の手作りだとか。また受付近くには、芸術的な生け花の作品も飾られ、訪れたゲストを和ませていました。

会場の入り口では金屏風の前で在バンクーバー日本国総領事館・高橋良明総領事と御夫人がゲスト一人一人と挨拶を交わし、温かく迎え入れました。

祝賀レセプションは、日本とカナダの国歌斉唱からスタート。続いて総領事による式辞、アン・カンBC州高等教育技能大臣による祝辞、そしてハーバート・オノ日系文化センター・博物館会長の乾杯の音頭で幕を開けました。BC州と日本の経済・文化・教育面での強い結びつきが語られ、両国のさらなる発展が祈念されました。今までの深い関係性を改めて確認すると同時に、この場に集まった全ての人がカナダと日本の懸け橋であることを改めて実感する瞬間となりました。

シェフの皆さん。日本から直輸入した魚介を使った寿司やオードブルが！

会場には、日本から直輸入した魚介を使った寿司やオードブルが並ぶとともに、日本酒の数々も。ANAやJAL、JETROやJNTOのブースも設置され、カナダと日本の多方面にわたるつながりを感じられる場となりました。また、桜楓庭苑による美しい日本庭園の一角も設けられ、洗練された美を目からも楽しむことができました。

美味しいお料理と飲み物を味わいながら歓談を楽しみ、天皇陛下のお誕生日を祝う心温まる一夜となりました。