今、話題となっているZIP AIR。東京=バンクーバー間の就航スタート日となる3月13日まであとわずか!今回はZIP AIRについて解説します。(取材 石原亜希子)
人気の理由は低コスト
ローコストキャリア(LCC)と呼ばれるZIP AIRの人気は、フルサービスキャリアである大手エアラインと比べて運賃が安く設定されているのが特徴です。
例えば、2月6日の時点で、大手エアラインで4月29日バンクーバー発成田行き、復路は5月6日の大人一人エコノミークラスで予約しようとすると往復で2219ドルですが、その一方、ZIPAIRだと同じ日程で1231ドル。この料金は条件を合わせるためにバリューパッケージ(104ドル)を追加しての料金で、バリューパッケージには事前座席指定・受託手荷物(30キロまで)と機内食が含まれます。またパッケージなしで予約するとさらにお得で、なんと往復1000ドルほどで航空券が手に入ります。
子ども連れに嬉しいU6運賃
0~6歳までの子供料金も設定されています。なんと片道が定額で$104。またチャイルドシートも準備してくれますので、自宅からカーシートを持っていく必要もありません。
機内食は日本食
気になる機内食は、豚の生姜焼き丼、たぬきそば、鰻丼まで日本らしい素材や味付けにこだわったメニューから選択できるそうです。
キャンセルや変更は不可
ただ注意したいのは、航空券のキャンセルや変更ができないこと。また週に3便のみ、そして成田発着となります(*1)。機内持ち込み手荷物は7キロまで無料ですが、それ以上は追加料金もかかります。プレミアムパッケージ(171ドル)を追加すると、前述のバリューパッケージ(104ドル)に加えてアメニティセットや機内持ち込み手荷物がプラス8キロまで可能となります。
(*1) 7月23日から10月26日までは週5便になると発表されました(2月22日現在)
北米ネットワークは4路線
今回のバンクーバー線を含めると、日本から北米へのネットワークは4路線。すで東京(成田)=ロサンゼルス線、サンフランシスコ線、サンノゼ線が運航しています。今後は日本の他都市からバンクーバーやトロントへ就航して欲しいですね。
注)本記事は2024年2月6日時点の情報です。
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