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『極楽とんぼの週末極楽旅』バンクーバーのロケ地巡り(ダウンタウン編)

19世紀の雰囲気が漂うガスタウンの街並み
19世紀の雰囲気が漂うガスタウンの街並み

Vancouver102が、極楽とんぼのお二人と光浦さんが極楽旅で訪問した場所を4ヶ所ピックアップして紹介します。

(取材・写真 田島琴)

週末極楽旅、バンクーバーロケ地マップ

週末極楽旅、バンクーバーロケ地マップ

1,レトロな19世紀の街並み残る ガスタウン

バンクーバー国際空港に到着してから二人に出されたお題は、「ふたりでガスタウンの蒸気時計の前で光浦さんと会ってください」。ガスタウン、蒸気時計と言われたら、バンクーバー在住者なら誰もがピンと来る場所ですよね。

ガスタウンは、カナダ国定歴史遺産地として指定されており、19世紀のビクトリア様式建築の建物が並ぶ、レトロでオシャレな雰囲気のエリアです。レンガが敷き詰められたメイン通りとなるウォーターストリートには、モダンなお店やレストラン、お土産ショップが立ち並び、多くの観光客たちで賑わっています。交通要所であるウォーターフロント駅から東に歩いて5分ほど場所に位置しており、アクセスし易いのもありがたいですね。

蒸気が出ているバンクーバーの蒸気時計

蒸気が出ている午前0時の蒸気時計

そしてウォーターストリートを東に歩いていくと、極楽とんぼと光浦さんが感動の再会を果たした蒸気時計があります。この時計は、通常15分ごとに音が鳴り、時報の際には蒸気エンジンが作動し、歯車が回転して音を奏でます。蒸気を醸しながら音を奏る瞬間を写真に収めようとする観光客たちで年中賑わっています。

2,食とアートの宝庫 グランビルアイランド

バンクーバー、グランビルアイランドの入り口

グランビルアイランドの入り口

グランビルアイランドは、1970年代に産業廃棄地から観光地へと変貌し、今では世界中から毎年何百人もの観光客が訪れる人気のある場所となりました。

グランビルアイランドのランドマーク、パブリックマーケット

グランビルアイランドのランドマーク、パブリックマーケット

ここでの一番の見どころはランドマークであるパブリックマーケット。50以上の小さな飲食店がぎっしり詰まったグルメの宝庫です!地元で採れた野菜やフルーツを含め、ローカル職人たちが誇るデザートから名産メープルシロップまで、ここを歩いているだけでワクワクします。

人気なのは、グランビルアイランド発祥のリーズドーナッツ。1979年にオープンし、ここでしか購入できなかったドーナツでしたが、最近では前述のガスタウンを含め、リーズドーナツのフードトラックが、イベントなどで出現するようになりました。

また、ショッピングモールであるネットロフトも要チェックです。カナダ在住アーティストの作品が数多く販売されています。カナダ先住民のネイティブアートからローカルデザイナーの洋服やジュエリー、小物まで斬新的なアイテムが揃っており、バンクーバーならではお土産を探すのには最適な場所でしょう。

【パブリックマーケット(Public Market)】営業時間 毎日 9時~18時
【ネットロフト(Net Loft)】        営業時間 毎日 10時~18時
グランビルアイランドのウェブサイトはこちら

3,バンクーバーのランドマーク カナダプレイス

バンクーバー港から出発する水上飛行機

バンクーバー港から発着する水上飛行機

水上飛行機、飛行中のパノラマビュー

水上飛行機、飛行中のパノラマビュー

カナダプレイスに位置する「水上飛行機」で行く遊覧飛行ツアー。海の上で離着陸する飛行機なんて高いのでは?と思ってしまいますが、意外とお手頃な値段です。Vancouver102の記者もバンクーバーから州都のビクトリアまで行くのに一度使用しましたが、片道約100ドル、およそ35分のフライトでビクトリア湾に到着しました。(時間帯によって金額が変わるのでウェブサイトを確認してみてください。)飛行中には、カナダプレイスやスタンレーパーク、グランビルアイランド、そしてノースショアの山々や遠くはロッキー山脈など、バンクーバーのランドマークが一望できます。窓から広がるパノラマビューは、息を呑むほどの絶景です。

バンクーバーのランドマーク、カナダプレイスの外観

カナダプレイスの外観

上飛行後に向かったのは、カナダプレイスです。カナダプレイスは1986年に開催された万国博覧会の会場としてオープンして以来、バンクーバーのランドマークとして知られる複合施設。建物の形状や屋根のデザインが印象的で豪華客船やクルーズ船のターミナルやコンベンションセンター、ホテルなどが隣接しています。ここにあるシャチの前で、極楽とんぼのお二人と光浦さんが本メディアVancouver102の編集長でもある小林と待ち合わせ(本メディア運営会社Seaside Mediaについてはこちらから)。背景には海を挟んでノースショアの山々が美しく、インスタ映えするスポットとして知られています。

ウェブサイトはこちら

4,日本と北米文化の融合 Miku

バンクーバーのMikuレストランは、カナダプレイスに位置し、その美しい海の景色と共に地元客や観光客に愛される人気の高いレストランとなっています。

料理のバラエティも豊富で、象徴的な押し寿司から始まり、新鮮なシーフードや和牛を使用したメインディッシュ、手作りのデザートまで、幅広いメニューがあります。Mikuは日本料理の伝統と現代の融合を楽しむ場となっています。

Mikuのウェブサイトはこちら

『極楽とんぼの週末極楽旅』バンクーバーのロケ地巡り。バンクーバーの美しさや歴史を空と海から存分に感じていただけましたでしょうか。本記事と併せてこちらの記事もお見逃しなく。「極楽とんぼの週末極楽旅・特別編」の舞台裏を直撃!

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