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絶対行くべき!カナダビクトリア観光スポット6選

BC州議事堂

バンクーバーにせっかく滞在しているのなら、ぜひとも訪れてほしいのがビクトリアです。ブリティッシュコロンビア州の首都でもあるビクトリア。州議事堂やロイヤルBC博物館、チャイナタウンなど、ダウンタウンに見どころが集まっているので車がなくても十分に楽しむことができます。今回は観光本を読み漁った小学校教員が、絶対に外せないビクトリア観光スポットを6ヶ所ご紹介します。


1)州議事堂(Legislative Assembly of British Columbia)

ダウンタウン・ビクトリアの美しいランドマーク、ブリティッシュコロンビア州議事堂は、1892年の建築コンペで選ばれた若き建築家フランシス・ラッテンベリーの図面に基づいています。彼の図面は65点の応募作品の中から選ばれ、議事堂は1898年2月10日に正式に開館しました。嬉しいことに、ここは一般公開されており無料でツアーに参加できます。

入口でセキュリティーチェックを終えたら、受付でパンフレット(日本語もあり!)をもらいましょう!オープンしている時間帯なら、いつでもセルフガイドでの見学が可能です。英語になりますが、ガイドツアーに参加するのもおすすめです。ウェブサイトでツアーの時刻をチェックして、メインフロアに集まるだけ。予約が不要なのでお手軽な上に、セルフガイドのリーフレットではカバーしていない情報も得ることができます。

象徴的なのは、塔の上にあるジョージ・バンクーバー船長の銅像。14カラットの金メッキが施されています。建物の内部も見どころがいっぱいで、塔の中央にある吹き抜けの天井には、BC州の歴史的に重要な産業である農業、漁業、鉱業、林業の絵が描かれています。ガイドの方の説明を聞いていると途中、「ジャパン」のワードが!なんとメインフロアのタイルは日本製なのだとか!

メインフロアのタイルは日本製!

出口付近では、ギフトショップもあります。ここでしか買えないオリジナルグッズも販売しています。

入場料:無料
営業時間:月~金曜日 午前8:30~午後4:30
土日と祝日は休業
ガイドツアーの予定は毎週金曜日の午後に次の週の予定が公開。
住所:501 Belleville St., Victoria, BC V8V 2H2
電話:250-387-3046
ウェブサイト:Legislative Assembly of British Columbia

2)ガバメントストリート(Government St)

州議事堂を後にし、高級ホテル「フェアモントエンプレス」を東に眺めながら進む通りがガバメントストリートです。この通りではお土産やショッピングを楽しむことができます。ビジターセンターがあるのもこの道沿いで、情報収集やアクティビティーの予約に最適です。

ビジターセンターでおすすめの観光スポットを教えてもらおう!

チョコレート好きにたまらないのが、「Rogers’ Chocolates」。1885年に創業したカナダで有名な老舗のチョコレート屋さんのため、支店もいくつかありますが、ここにあるのがヘリテイジストアといて知られる本店です。店内は様々な種類のチョコレート商品でいっぱい!カナダらしいデザインの缶に入ったチョコレートは、自分への記念に、またはお土産用にも。

1885年に創業したRogers’ Chocolatesの本店。ここにしかない珍しいアイテムもたくさん。

1885年に創業したRogers’ Chocolatesの本店。ここにしかない珍しいアイテムもたくさん。

 本好きの方には「Monro’s Books」がおすすめ。この建物は、1909年にカナダのロイヤルバンクとして建てられたもので、歴史ある建物だそうです。たくさんの本の中から、お気に入りの1冊を見つけるのも贅沢な時間の使い方!私は、カナダの先住民についての絵本と、このお店のステッカーを購入しました。この本を読むたびに、ビクトリアの旅と、この本屋さんのことを思い出せるように、絵本にステッカーを貼る予定です。

Rogers’ Chocolates
営業時間:午前10時~午後6時
住所:913 Government St, Victoria, BC V8W 1X5
電話:250-881-8771
ウェブサイト:Rogers’ Chocolates

Munro’s Books
営業時間:
月・火・水・土・日曜日:午前9:30~午後6時
木・金曜日:午前9:30~午後7:30
住所:1108 Government St, Victoria, BC V8W 1Y2
電話:250-382-2464
ウェブサイト:Munro’s Books

3)ファンタンアリー(Fan Tan Alley)

ガバメントストリートを北上していくと、中華街にたどり着きます。その中にあるおしゃれスポットがファンタンアリー。アリー(Alley:路地)というだけあって、狭い通りのため、一瞬「ここで合ってる?」と思いながらも、どんどん奥へ進んで行くと、中華風のデコレーションで飾られたユニークなお店が立ち並ぶエリアに。雑貨屋さんや、傘屋さんなど、個性的で魅力的なお店があります。

この路地はフォトスポットとしても人気で、記念撮影をしている人々が目立ちました。

ビクトリアの中華街はおしゃれ!ファンタンアレーは映えスポットとして人気

またファンタンアリーにはカナダの中華系の人々の歴史を学べる「Victoria Chinatown Museum」もあります。かつて、カナダでは中華系の人々に「人頭税」が課せられていたことを初めて知りました。負の歴史にもしっかりと向き合い、様々なバックグラウンドをもつ人々の歴史を伝え継ごうとする姿勢にカナダの誠実さを感じます。

Victoria Chinatown Museum
入場料:寄付制
営業時間:
木~日曜日:午前11時~午後5時
月~水曜日:定休日
住所:10 Fan Tan Alley, Victoria, BC V8W 1N6
ウェブサイト:Victoria Chinatown Museum

4)ブッチャートガーデン(The Buchart Gardens)

ダウンタウンから公共バスに乗り、50分程でたどり着くブッチャートガーデンもおすすめのスポットです。

春や夏には色とりどりの花々が咲き乱れ、秋には色づいた木々を楽しむことができると有名ですが、今回はクリスマスライトの季節に訪問しました。美しさに息をのむとはまさにこのこと。色とりどりの光の世界が、見る人の心を温めてくれるよう。
順路は特に決まっているわけではないので、気ままに散策していたのですが、同じ道を戻ることもありました。でもこれがちょうど良かったんですよ。最初に通った時には気が付かなかったイルミネーションに気付くことがきました。

そしてこのクリスマスライトイベントには秘密が!一緒に回っていた同僚が「あれ、このイルミネーション『The Twelve Days of Christmas』に出てくるやつじゃない?」と。すると、彼女だけではなく、あちらこちらで、この歌を思い出して歌う人々がいるではありませんか!私はメロディーは聞いたことがあったのですが、歌詞は知らなかったので、「8人の娘たちが乳搾りEight maids a-milking」をしていたり、「11人のパイプ奏者がパイプ演奏Eleven pipers piping」をしていたりと、歌詞にある「クリスマスの12日」に毎日貰った贈り物が何だったか知る絶好の文化体験となりました。(クリスマスがさらに楽しくなるのでこちらの動画をどうぞ

ちなみにお土産屋さんも充実しています!エコバッグが気に入ったのでお土産として買いました。

入場料:季節に応じて変動
大人(18歳以上)$23.60 – $42.75
ユース:13歳~17歳$11.80 – $21.38
子供:5歳~12歳$3.00 – $5.00
営業時間:季節に応じて変更あり
電話:250-652-4422
ウェブサイト:The Buchart Gardens

5)ビーコンヒルパーク周辺(Beacon Hill Park)

「自然を味わいたい!お散歩したい!!」そんな気分の時には、ビーコンヒルパークがおすすめです。ダウンタウンから、ダグラスストリートをたどると、公園が左手に見えてきます。

シーフードのフードトラックが!お散歩の途中に幸せなひとときを!

カナダで有名な義足のマラソンアスリート、テリー・フォックスの銅像もこちらにあります。「マイルゼロモニュメント」のあるここビクトリアが、「テリー・フォックスの『希望のマラソン』のゴール地点だったからです。「マイルゼロモニュメント」はビクトリア –セントジョンズ(カナダ最東端のニューファンドランド)間を結ぶハイウェイ1(カナダを横断するメインのハイウェイ)の起点を示しています。【*テリーフォックスについては9月のイベントに記載】

海岸線に向かって進むと、散歩用に整備されたトレイルがあり、広い海を眺めながら歩けます。打ち寄せる波の音を楽しみながらゆっくり歩いてみるのもおすすめです。公園の近くにはフードトラック「Finest at Sea」でシーフードを、隣の「Imagine Studio Café」では美味しいベーグルサンドが楽しめます。

 

Finest at Sea (Food Truck)
営業時間:毎日午前11時~午後7時
住所:27 Erie St, Victoria, BC V8V 1P8
電話:250-383-7760
ウェブサイト:Finest at Sea

Imagine Studio Café
営業時間:
月・火曜日:午前9時~午後3時
水・金曜日:午前9時~午後4時
木曜日:午前9時~午後8時
土・日曜日:午前10時~午後4時
住所:31 Erie St, Victoria, BC V8V 1P8
電話:250-812-7651
ウェブサイト:Imagine Studio Café

6)ロイヤルBC博物館

ビクトリアに来たら絶対に外せないのがロイヤルBC博物館!ビクトリアのダウンタウンの中心地、州議事堂のすぐ隣に位置しており、アクセスも抜群です。

ロイヤルBC博物館の見どころは、なんといってもその展示方法の工夫です。博物館が「見る」ものだと思っていたら大間違い!まるで「本物」の世界がそこにあります。

博物館のシンボルでもある巨大なマンモスに迎えられ、さらに進むとまるで森の中にいるような動物の鳴き声や自然の音が聞こえてきます。湿度まで森そのもの(のような気がしました!)。図書館司書の同僚が、子供の頃、ここで「本物」の動物たちの展示にとても感動し、今でもその「すごかった!」という印象が心に残っていると話していましたが、実際に足を踏み入れて私も納得です。

営業時間:
毎日:午前10時~午後6時
675 Belleville Street,Victoria, BC V8W 9W2
ウェブサイトはこちら

博物館が「見る」ものだと思っていたら大間違い!まるで「本物」の世界がそこにあります。BCロイヤル博物館

私たち小学校教員ふたりの視点での「ロイヤルBC博物館の特集」もあるので、詳しくはこちらをご覧ください!

アクセスの仕方

公共交通機関を使えば、バンクーバーのトワッセンからフェリーで1時間35分、片道19.10ドルで行けちゃいます!ビクトリアのフェリーターミナル(Swartz Bay)からビクトリア・ダウンタウンまでは公共バスで約1時間。しかも5ドル。1泊2日あると余裕をもって楽しめます。自然も歴史もたっぷり味わえるのでオススメの観光先です。


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