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日本の曲でズンバ Zumba with a Hint of Japanese

Zumba with a hint of Japanese Group Shot
Zumba with a hint of Japanese (Photo: Eric Robertson)

7月6日、バンクーバー日本語学校で、バンクーバ−102主催の「Zumba with a Hint of Japanese」が開催された。当日は45人が参加し、サザンオールスターズの「真夏の果実」や小泉今日子の「学園天国」といった昭和の懐かしい曲から、現在日本で人気のデュオYOASOBIの「夜に駆ける」「怪物」まで、多彩な曲がカバーされた。また、「上を向いて歩こう」のサルサバージョンや、北米で話題となったピコ太郎の「PPAP」も登場し、会場は大いに盛り上がりを見せた。

ズンバとは

ズンバはラテン音楽を中心に、ダンスを楽しむフィットネスプログラム。多様な音楽に合わせて体を動かすのが人気で、全身運動として心肺機能や筋力、柔軟性の向上に効果的だ。グループで行うため、コミュニティが生まれ、あらゆる年齢や体力レベルの人が参加しやすいのも魅力のひとつ。さらに、音楽に合わせて体を動かすことでストレス解消にも役立ち、精神的にも良い影響を与えるとされる。

zumba event with a hint of japanese

Zumba with a hint of Japanese (Photo: Miyuki Spencer)

ローカルインストラクターによる選曲

今回のイベントでは、バンクーバーで活動するインストラクターたちが各自の選曲で、それぞれのスタイルのダンスを披露した。サザンオールスターズや小泉今日子といった懐メロから、今人気のYOASOBIといった邦楽、さらに北米で人気のショーン・メンデスの「Lost in Japan」といったポップスまで、各インストラクターのユニークなスタイルが楽しめる内容となった。

インストラクターのひとり、スペンサー美雪さんは選曲について、「日本人インストラクターなら絶対避ける『上を向いて歩こう』や、(ピコ太郎の)『PPAP』は、(インストラクターの)エリックが日本人ではないからこそカバーできたんです」と述べ、カナダ人インストラクターがチームにいたことの強みも強調した。

参加者の多くは、「次はどんな日本の曲が聴けるのだろうとワクワクしながら踊っていました。サザンの曲を聞いたときなんて、涙が出そうになりました」と口を揃えて話した。

Zumba with a hint of Japanese

インストラクターたち Eric Robertson, Kayo Echizenya, Miyuki Spencer, Mayu Nomura, Akiko Lee (左から)

多文化・多世代の参加者

イベントには多文化・多世代の参加者が集まり、お揃いのサンリオのタイツで登場した日本人女性たちも見られた。彼女たちが楽しそうに踊る姿は、年齢に関わらず楽しむことの大切さを感じさせる光景であった。ブラッドショー裕子さんは「子育てを終えて、今は私が楽しむ順番。お揃いの服で登場するのも、めちゃくちゃ楽しいのよ!今回はクニちゃんに誘われて、日本のテーマだからサンリオで」と話す。

Zumba with a hint of Japanese

お揃いのボトムで登場した3人組 Kunie Kaminaka, Yuko Bradshaw, Naomi Irie (左から)

バンクーバーでズンバを楽しむ

バンクーバーでは、コミュニティセンターなどでズンバのクラスが開講されている。ズンバに興味のある方は、ぜひこの機会に参加してみてほしい。エネルギッシュなズンバの世界に飛び込んでみよう。

各インストラクターのインスタから最新情報が入手可能です
Eric Robertson https://www.instagram.com/ericzumbarobertson/
Miyuki Spencer  https://www.instagram.com/miyuki.spencer
Mayu Nomura https://www.instagram.com/stingers9/
Kayo Echizenya https://www.instagram.com/kayo_zumba/
Akiko Lee https://www.instagram.com/aki1206zin/


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